2014年5月26日月曜日

全面パネルタイプ(X型)を取り付けました!

本日は大雨の中、全面パネルタイプ(フレーム黒、パネル黒、ネット黒)の玄関網戸を取り付けに行ってまいりました。幸い目的のお家に到着した時は小雨になりスムーズに取付工事に取り掛かる事ができました。



ご覧のように非常にマイホームに愛着のあるご主人でいたる所に手を入れられている方でした。玄関前の植木の手入れも行き届いているので非常に綺麗ですね。




折角の緑、家の中からも楽しみたいですよね。でも玄関の開けっ放しはちょっと不用心。そして通行人の視線も気になりますよね。


そこで・・・・





自然の風を取り込みつつ光も楽しめます。今回のお家の玄関前なら植物のコントラストも楽しめますよね。全面パネルタイプで内鍵も掛けられので扉を開けていても安心です


それでいて・・・



外からの視線は遮ります。

今回は外観のフレームと相まって非常に一体感があり最初から設計された玄関のようになりました。また作業時間は写真を取りながらでしたが1時間半とスムーズな取り付けとなりました。




玄関網戸のスムーズな開閉力と視線の隠蔽力。ご依頼のご主人も非常に納得して頂きこちらも恐縮しっ放しでした。本当にありがとうございます。

ドリームアルファDXはご家庭の玄関廻りを一層引き立てます。
視線を穏やかに隠しつつ自然な風を送ります。


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2014年5月21日水曜日

【取付手順0番】 全セット内容

玄関網戸ドリームアルファDX【0番】‐全セット内容


ドリームアルファDXの取付手順を説明書に沿って解説いたします。まずはセット内容の確認です。



段ボールの梱包を解きますと上の写真のようにドリームアルファDXが納まっています。まずは部品セットをお探し下さい。




部品セットは上の写真位置の段ボールの中に納まっています。テープで留めていますので取り外してください。




中身の部品セットはドリームアルファDXのタイプによって異なりますので取付手順説明書を取り出し、裏面の組立部品セット明細に詳しく書かれていますので必ず最初にご確認をお願いします。


ドリームアルファDX  組立部品セット明細   ⇒ PDFファイル(0.1MB)

明細書は上記からダウンロード出来ます。印刷はA3サイズ(横)が見やすいと思います。


網戸部材は3枚重ねてあります。傷がつかないように慎重に梱包を取り外してください。




残りの部材を広げた所です。種類を確認して下さい。タイプによっては調整パネルが調整網戸に変わっていたり、調整パネルが付いていないタイプもありますのでご注意下さい。


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2014年5月19日月曜日

【取付手順1番】 全体の納まりを確認

ドリームアルファ取付手順説明書ー納まり図


今回からドリームアルファDXの取付手順を製品にお付けする説明書を元に解説いたします。

ドリームアルファDX  取付手順説明書   ⇒ PDFファイル(0.3MB)

上記からダウンロード出来ます。印刷は出来るだけA3サイズ(横)でお願いします。



※上記は表示のためJPEG画像に変換しています。圧縮された画像ですので上の写真を元に印刷しないようにして下さい。




1番は外観から見たドリームアルファDXの収まりを全体的に見えるようにまとめて表記しています。全体のイメージをここで掴んで頂けると、後の工程が分かりやすくなります。

説明書にも書いていますが、この説明書は外観から見て(家の外から玄関を見て)、左側に子扉がある玄関をモデルに説明致しております。その為、網戸の収納場所も左に収まるようになっています。もし子扉が右側にある場合は説明とは逆になりますので注意してください。

網戸の収納箇所には玄関の間口の寸法によって調整パネル、ネット式の調整パネルを取り付ける場合もございます。これから先の説明は調整パネルを取り付ける事を前提に説明しています。ネット式の調整パネルを取り付ける場合は説明書11番を参考にして下さい。また調整パネルを取り付けない場合は、調整パネルの項は無視してください。

※チェックポイン
取付ける3枚の網戸の順番、各部材の向きは非常に重要です。各取付箇所で再びご説明致しますので取付の際は再度ご確認をお願いします。



全体の配置を確認したら2番に進みます。



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2014年5月18日日曜日

【取付手順2番】 横断図で確認

ドリームアルファ取付説明書ー横断図

今回は、ドリームアルファDXを上から見た横断図での納まりを解説しています。



2番の説明は玄関を上側(屋根方向)からみた横断図になります。玄関の建具や壁も書き込んでありますがドリームアルファDXは赤線の内側のみになります。写真の上部方向が玄関より外側、下部方向が玄関より家側を示しています。

ここではレールの番号と網戸の順番の位置を確認して下さい。玄関内部(家)側がレール1そして網戸①になります。玄関外部(外)側がレール3そして網戸③になります。子扉や収納位置に関係なく内部側が網戸①で外部側が網戸③になります。

※ストッパーは竪枠とレールを組み立てた後での挿入や上戸車との位置交換が出来ませんので、ここでしっかり順番と位置を確認して下さい。

子扉(網戸収納位置)が外観から見て右側(上の写真で左側)にある場合はストッパーはレーン3において上戸車との位置関係が逆になりますのでご注意願います。


重要:レールに向きはありません、左右対称なのでどちらの向きでも構いません。ただし説明の便宜上、家内部側はレール1になります。玄関外部側はレール3です。子扉の向き(網戸の収納位置)が左右どちらの場合でもこのレール位置は同じです。
※ただしスポンジシールが下レールの上部に貼ってあるものがあります(スポンジシールの上に調整パネルが乗ります) この場合はスポンジシールが貼ってある方を子扉(網戸収納場所)に向けて下さい。


竪枠とレールの固定時は竪枠の向きが重要になってきます。鍵受けは子扉(網戸収納位置)側と逆側の竪枠のレール1の場所に付きます。鍵受けが無い場合は竪枠のレール受けの幅で確認できます。レール受けが狭い方がレール1になります。

この時、逆の子扉(網戸収納位置)側は、レール3の位置に竪枠のレール受けが狭い方が来るように取り付けます。

竪枠は左右1組になっていますので片側が決まれば反対側の向きも決まりますので良くご確認の上、取り付けるようにして下さい。

説明書1番、2番の図を見ながら部材の位置を確認してから組み立てると間違いが少ないと思います。特に説明書と逆の向き(外観より右子扉)の場合は、説明も逆になりますので御注意願います。

次回から、取付作業に入ります。3番にお進みください。



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2014年5月17日土曜日

【取付手順3番】 上戸車とストッパーの挿入

玄関網戸ドリームアルファDX【3番】‐上戸車とストッパーの挿入


今回は、上戸車とストッパーを上枠レールに挿入します。


今回から実際の取付けに入ります。ここで重要なのは上枠レールは片側に切欠きがあり、もう片方には切欠きが無いと言う事です。切欠きの位置に注意してください。


こちらが上枠レールにある切欠きの部分です。子扉側(網戸の収納位置)に、この切欠きのある方を向けるように設置します。


※重要
説明書の向き(外観左子扉)だとこのようにストッパーと上戸車を挿入します。ストッパーはレール③に挿入します。上の図のようにストッパーを入れてから上戸車を入れて下さい。これは非常に重要な事です。と言うのもストッパーは上枠レールと竪枠を組立た後は外れなくなります。上戸車は切欠きの位置から外れますが、ストッパーの位置が間違えますと上戸車も外れなくなってしまいますので御注意願います。また戸車は上写真のように網戸の金具が外外を向くように入れてください。

上枠レールの向きを確認
  ↓
レール③の切欠き側からまず先にストッパーを入れる
  ↓
上戸車を1組入れる

この順序を守ってください。



上の写真は子扉(外観右子扉)が逆の場合です。同じように向きを確認しストッパーを入れて上戸車を1組挿入して下さい。

ストッパー1つと上戸車3組を入れたら完了です。4番に進んで下さい。


※チェックポイント:
切欠きは子扉側に向ける。レール③にはストッパーを先行して必ず入れる。



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2014年5月16日金曜日

【取付手順4番】 四方枠の組み立て

玄関網戸ドリームアルファDX【4番】ー四方枠の組み立て

今回は四方枠を組み立てます。



今回から電気ドリルドライバーが必要になります。4mm(M4)用のドライバービットもご準備ください。また次回から金属用のドリルビッ(4.5mm)が必要になりますので併せてご準備ください。

四方枠を先に組立てから玄関に取り付ける方法が一番簡単なので推奨しています。その為ある程度広い作業場が必要となります。玄関の間口より一回り大きめの作業スペースを確保して下さい。またアルミ部材は傷つきやすいので養生シート等をご準備いただければ傷もつき難いと思います。御家庭なら使い古しの毛布等が最適です。出来るだけ2人で作業を行ってください。脚立等が必要になります。また少し離れた場所で作業する場合、組み立てた四方枠が玄関内の所定の位置に収まるか確認してから作業を行ってください。



まずは部材の確認です。下レール、上枠レールはそれぞれ形状が違いますので確認が楽ですが、竪枠はそれぞれ向きがあります。また鍵受けの有無で取付位置が異なります。

取付手順解説その2番 で再度、取付位置を確認して下さい


また竪枠は上下が決められています。これは切欠きや固定ビス用の穴の位置で判断します。


竪枠の下部は上写真のように下レールの厚みの分だけ切欠きがあります。また固定ビス用の穴は端の位置に開けられています。



竪枠の上部のレール固定ビス用の穴は上部からおおよそ10cm前後の位置に2ヶ所開けられています。切欠きも同じぐらいの位置に真ん中のみ切り取られています。


竪枠は一度仮組みすれば直ぐに上下は分かると思いますが、前記したようにオプションで内鍵付きを選択した場合、鍵受けが竪枠に付いていますので鍵受けが付いた竪枠は、子扉(網戸収納位置)の反対側になる事を忘れないようにして下さい。

四方枠の位置関係を把握したら取付作業に入ります。


ここで説明書の順番と前後しますがまずはスポンジシールを貼り付けてください。スポンジを貼り付けるレールの向きはどちらでも構いませんが、一度スポンジシールを貼りますとレールの位置が決まりますのでご注意願います。



(※今回の写真のスポンジシールの位置は説明書と逆になります。)
上記の写真の位置にレールよりはみ出さないように慎重に張って下さい。竪枠方向にはみ出した場合はカッター等で切り落としてください。スポンジシールの貼った上に調整パネルが付きます。その為スポンジシールが貼ってある方のレールがレール3(外部側)の子扉側(調整板)になります。

続きまして下レールの取付けです。再度スポンジシールの位置を確認して下さい。鍵受けがある場合はスポンジシールの位置とは反対になります。


向きを確認したら、まずは丸枠の写真のように固定ビスを2本とも刺して竪枠と下レールが安定する位置を見つけて下さい。部材が安定しましたら電動ドライバーでゆっくり固定して下さい。捻じ込むほど強く押し付ける必要はありません。しっかり固定されて隙間が無ければ十分です。




同じように上枠レールも取り付けます。必ず上枠レールの向きをレールの切欠きで確認し上戸車とストッパーが入っている事を確認してから取り付けてください。


間違いに気付いた時は固定ビスを取って正しい向きで取り付け直してください。

竪枠2つと上枠レール、下レールが正しく取付けられたら完了です。5番に進んで下さい。


※チェックポイント
上枠レールの切欠き・スポンジシールは子扉側(網戸収納側)
鍵受けは、子扉側(網戸収納側)の反対
ストッパーを忘れない


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2014年5月15日木曜日

【取付手順5番】 ドアチェックカバーの取り付け

玄関網戸ドリームアルファDX【5番】‐ドアチェックカバーの取り付け

今回は四方枠にドアチェックカバーを取り付けます。



ドアチェックカバーを四方枠に仮組して向きを確認して下さい。ドアチェックカバーは家の内部側に付きます。調整パネルはその反対側、家の外側に付きます。



取付作業前に当たりを付けて置けば楽に作業できると思います。



数値はおおよその目安です。



竪枠の上部にピッタリ収まるように固定して固定ビスを打ち込みます。4か所止めたら完了です。



もう一度位置関係を確認して下さい。取付位置に問題が無ければ続いて調整板を取り付けます。6番にお進みください。

※チェックポイント:
ドアチェックカバーは調整パネルとは反対側、家の内部側に取り付ける

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2014年5月14日水曜日

【取付手順6番】 調整パネルの取り付け

玄関網戸ドリームアルファDX【6番】‐調整パネルの取り付け

今回は調整パネルを四方枠に取り付けます。



前前回で正しくスポンジシールが貼られていたらその位置に取り付けます。再度ご確認ください。調整パネル(調整網戸)が付く方が外部方向の子扉(網戸収納位置)側になります。この時、鍵受けは逆の竪枠に付いています。またモヘアの向きにも注意して下さい。モヘアは網戸と接する位置に付きます。上の図で言えば左側で玄関内部側に付きます。

※調整パネルではなく調整網戸を取り付ける場合、この作業は説明書の11番に記載しています。


また今回の調整パネルの取り付けのビスはピアスビスを使います。一度付けますと取り外した後、再度固定しにくい構造になっています。修正する場合は、ビス自体を一回り大き目に変える必要がありますので更に慎重に取付位置を確認下さい。(※基本セットには予備のビスは付いていません)


取付位置が決まったら調整パネルを仮組します。モヘア(毛で出来た織物)は本体の内側を向くようにします。L型のアングルは竪枠にピッタリ隙間なく沿うように重ねます。竪枠の所にモヘアが来ていたら間違いです。パネルの位置が決まったらビス位置を決めます。まず縦位置の5か所を決めます。上写真のようにまず最下部と最上部の2ヶ所の位置を決めます。部材の上端から5mm、下端から20mm、横から8.5mmの位置に上下とも印を付けます。続いて3か所均等に割った位置で横から8.5mmの所に印を付けます。




※重要
固定ビス最後の1個が最上部のモヘア側にあります。一応数値化していますが重要な点は説明書にある上枠レールの位置にビスが納まるかどうかです。調整パネルの下にはスポンジシールが貼ってありますのでそのクッションで調整パネルが浮いています。写真の矢印方向にしっかり押し込んで上枠レールとの上端を揃えた状態で所定の位置に収まる位置に印を付けてください。


またこう言った取付作業に慣れない方は、部材に軽く当たり(目印)を付けておきますと作業が楽になるのでお勧めします。

下穴処理を行っています。電動ドリルドライバーを使用します。径は4.5mm以下でお願いします。完全に穴を開ける必要もありません。ピアスビスがブレない程度のくぼみで十分です。

取付作業に入ります。


この時も上枠レールの上部と調整パネルの上部が揃うように調整パネルを押し込んでから取り付けてください。この作業は非常にやり難いので2人での作業をお勧めします。6ヶ所、印を付けた所全てにピアスビスで慎重に取付けてください。ビス止めが終わったら四方枠の完成です。続いてこの四方枠を玄関木枠に固定します。7番に進んで下さい。

※チェックポイント:
調整パネルはしっかり押し込み、家外部の方向で子扉側に取り付ける。


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2014年5月13日火曜日

【取付手順7番】 四方枠の取り付け

玄関網戸ドリームアルファDX【7番】‐四方枠の取り付け

今回は組み立てた四方枠を玄関に取り付ける作業です。


搬入状況です。


離れた場所で組立作業を行っている場合は、四方枠を玄関内部に持ち込む必要がありますので移動作業、並びに設置作業は出来るだけ2人で行うようにして下さい。

取付ける際の注意事項です。

1.ドアノブとの離れをチェックする。
2.ドアクローザーの出っ張り具合をチェックする。
3.ドアチェーン・ドアガードとの接触
4.その他、玄関付属物との接触

この中で最も障害になるものを確認し、接触しない取付位置を決めます。今回はドアノブが最も出っ張っていたので1番のドアノブの場合で説明します。


まずは基準となる位置を決めそこからの離れで計算します。この場合はドア扉面を基準にします。この時、ドアノブは7.5cmほど出っ張っていました。


ドア扉面を基準に考えて面が接触するクッションゴムからの離れで計算します。スケールをしっかり引っ張って計測して下さい。下レールにはレールとは別に基準線が薄く盛り上がっていますのでそこを目安に今回は5mm余裕を見て8cm離しています。


下レールの位置が決まったら下レールを基準に垂直、水平になるように四方枠を調整します。


木枠に目印を付けて確認しています。

下レールのビス止めは必要が無い場合が多いと思います。四方枠を仮置きして下地が凸凹で下レールがガタついて安定しないようでしたらビス止めして下さい。下レールをビス止めする場合は、この時に下地に穴を開ける必要があります。タイル地の場合は出来るだけ目地にビス来るように穴を開けてください。

位置が決まれば木枠と四方枠をビス止めします。



四方枠の固定には6ヶ所でビス止めするようになってます。左右均等に3ヶ所づつ止めてください。
この時、四方枠に下穴(4.5mm)を開けておけば楽に取り付くと思います。

6ヶ所全てのビス止めが終わったら取付は完了です。再度、水平や垂直の立ちやドアノブ、ドアクロザーなどの干渉が無いか確認して下さい。

問題が無ければ、8番へ進んで下さい。


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2014年5月12日月曜日

【取付手順8番】 網戸の取り付け1

玄関網戸ドリームアルファDX【8番】‐網戸の取り付け


今回は3枚の網戸を取り付けていきます。
またドリームアルファDXを長年使って動きが悪いと感じる時も以下を読んで再調整してみてください。


網戸には順番があります。梱包を解いた段階で網戸の上部に「1」、「2」,「3」、のラベルが貼られているので確認して下さい。


ラベルは網戸の内部側の向きの上部に貼られています。網戸の留めゴムが付いている方が内部側です。内観から見れば上の写真のように網戸が並びます。


説明書に戻ります。まずラベル1の網戸を取り付けます。
この時、必ず手回しのドライバーを使用して下さい。


説明書2番を再度確認して下さい。玄関内部よりレール1にラベル1番の網戸を取り付けます。ラベル番号が付いている方が内部を向くように取り付けます。この時吊り金具に軽く回し込み外れない程度にネジを回すだけで十分です。網戸が上下に動くようにユルユルで留めてください。まだ固定してはいけません。



次に下戸車をレール1番にしっかり乗せます。網戸がレール中央に乗っているか、また網戸の動きで判断して下さい。下戸車がレールの上に乗ったら網戸横(上の写真でドライバーが刺さっている位置)のネジを緩めます。そしてその状態のまま下戸車を下に押し下げてください。ドライバーをしっかり押し込みネジから外れない状態で下に下げるのがコツです。網戸1枚に付き下戸車が2個付いています。忘れないようにして下さい。


下戸車を押し下げると網戸全体が浮き上がります。その状態で上戸車の調整に入ります。吊り金具は2ヶ所ありそれぞれ2ヶ所のネジで固定します。上のネジはユルめた状態のまま下のネジを軽く固定します。この時吊り金具のネジ穴の丁度中央に来るように止めます。反対側の吊り金具も同じように固定します。

※特殊パネルを使用した網戸や大きい編戸は下戸車だけでは上に押し上がらない場合があります。その時はある程度、自身の手を使って網戸を持ち上げてある程度吊っている状態で固定して調整を行って下さい。



網戸を固定したら動かしてみます。スムーズに動かない場合は下戸車が外れていたり金具が反対を向いていたりしますので修正して下さい。スムーズに動くようでしたら写真の①番の竪枠に②の網戸の部分がピッタリ引っ付くかどうかテストします。つまり竪枠の①に対して網戸の②が平行になっていなければなりません。竪枠に網戸をピッタリとくっ付けてみます。何度が繰り返し付けてテストします。目や音や振動で確認して下さい。カチャカチャと2重にズレる場合は網戸が傾いています。再調整が必要です。

調整は先程締めた下のネジを少し緩めて調整します。竪枠とのズレを参考に網戸を上下します。吊り金具の片方を下に下げる場合は、片方は少し上げると言うようにほんの少しずつ調整して下さい。上戸車と下戸車に均等に荷重が掛るのが理想です。

通常この工程を何度も繰り返して微調整します。この工程が最高の開閉力を生みますので妥協なしで調整をお願いしたい所です。ドライバーひとつで調整できますので慌てる事なく調整して下さい。


片手でスッと竪枠に寄せピタリと付いたら調整は完了です。吊り金具全部のネジをしっかり締め直して固定して下さい。次に2枚目の網戸に取り掛かります。
今度は玄関外側に作業場所を移しします。9番に進みください。



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2014年5月11日日曜日

【取付手順9番】 網戸の取り付け2

玄関網戸ドリームアルファDX【9番】‐網戸の取り付け2


1枚目の網戸の取り付けが完了したら2枚目に取り掛かります。


上の図のように3枚の網戸は召し合わせ部で噛み合わせるようにならなければないりません。子扉側(網戸収納側)が外観右側の場合は召し合わせも左右逆になりますのでご注意ください。



1枚目の網戸は玄関内で作業を行いますが、2枚目からは外から作業を行ってください。


まず1枚目の網戸の召し合わせ部分を確認して下さい。子扉が外観左側の場合は召し合わせ部も網戸の左川にあります。その召し合わせ部に次の網戸が真ん中にくるように取付けます。まず網戸をはめる前に上戸車を写真の矢印のように1枚目の網戸の召し合わせ部を挟むように配置しておきましょう。続いてラベル2の網戸を取りラベルが付いている面を玄関内部を向くように、且つ召し合わせの中央にくる位置に取付けます。取り付け方は前回8番の方法を参考にして、1枚目の立ちを基準に平行になるように取付けます。


1枚目の網戸の竪枠を基準に2枚目を調整します。上の写真のように隙間を基準に見ると分かり易いと思います。また2枚目の網戸をスライドさせて1枚目との接触具合も確認します。この場合も上下の召し合わせがズレて接触するようなら平行になっていない可能性があるので再度確認調整して下さい。

2枚目が完了いたしますと3枚目の網戸の設置です。2枚目と同じ方法で取り付けてください。


編戸同士が接触するような時は、上戸車のネジを緩めて網戸の固定位置をそれぞれ外側にズラして調整します。余りに外側に向けると調整パネルと接触しますので微調整して下さい。


3枚目の網戸の取り付けが完了いたしましたら、次に鍵受けの調整に入ります。内鍵付きのセットを選択していない場合は、ここの調整は飛ばして次のストッパーの設置に進みます。


内カマ錠を閉じた状態で、鍵の位置がどの辺に来るか確認して、大体の鍵受けの位置を決めて下さい。軽く手回しのドライバーで仮り止めしてロックの掛り具合を確認して上下に微調整して設置します。


最後にストッパーを取付けます。

まず内鍵を付けた状態で3枚の網戸が全て張るように引っ張ります。過度に引く必要はありません。網戸の召し合わせが丁度噛んでいる状態であれば結構です。内鍵が無い場合はラベル1の網戸を手で押さえて、軽く引き手を放します。




レーン3には既にストッパーが入っていると思います。(説明書3番で挿入しています)
3枚の網戸が丁度張っている(しっかりと網戸が閉まって手を放しても動かない)状態でラベル3の網戸の所にストッパーをピッタリつけます。ここから1mmほど網戸から離した位置がストッパーの固定位置になります。このストッパーが動かないようにしてネジ穴から3.5mmの電動ドリルで下穴を開けます。開け直しは効きませんので慎重にお願いします。下穴を開けたらステン皿子ネジを電動ドライバーで固定します。

これで網戸の取り付けは完了です。再度、開閉を繰り返したり、鍵がしっかり掛かかるか確認したりして不具合が無いか確認して下さい。

問題なければ次の10番に進みます。


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